ブログblog

 飛騨の自然と、私たちのヨーグルトづくり

山々に囲まれた飛騨高山。

朝は空気がひんやりしていて、昼になると澄んだ青空の下に広がる牧草地。

そんな自然の中で、私たちCOWCOWヨーグルトはヨーグルトづくりをしています。

もともとは飛騨牛乳からはじまったブランド。

素材の味をまっすぐに届けたいという思いの延長で、今のヨーグルトづくりがあります。

やさしさをキーワードに、牛乳の力、発酵の力、そして人の手で整える時間を大切にしています。

発酵は目に見えない世界ですが、そこには確かなおいしさの理屈があります。

そして、その理屈を自然と調和させることこそ、私たちの役割だと考えています。

 

 

 

やさしい味を支える発酵の時間

ヨーグルトは、ただ牛乳を発酵させただけでは生まれません。

乳酸菌が乳糖を分解し、酸を生み出し、たんぱく質の構造を変化させる。

その繰り返しの中で、ミルクの甘みと酸味のバランスが整っていきます。

発酵が進みすぎると酸味が立ち、短すぎるとコクが足りない。

このわずかな差を見極めるのが、COWCOWヨーグルトのこだわりです。

季節ごとに気温や湿度が変わる飛騨の環境では、同じ配合でも仕上がりが違ってきます。

だからこそ、私たちは日々の状態を見ながら、発酵の進み具合をひとつひとつ確認しています。

機械任せではなく、私たちの感覚と経験で、ちょうどいいところを見極める。

この積み重ねが、すっきりなのにコクがあるあの味わいを生み出しています。

 

 

 

私たちが選んだ乳酸菌のこと

 

 

COWCOWヨーグルトに使われている乳酸菌は、やさしい風味と腸への届きやすさを考えて選んでいます。

同じ乳酸菌でも種類によって、味や香り、食感の印象がまったく違います。

例えば、酸味を強く出す菌もあれば、まろやかさを引き出す菌もあります。

私たちは牛乳との相性を何度も試しながら、食べたときに安心感のある味にたどり着きました。

発酵の力を借りて生まれるヨーグルトは、腸内環境を整え、栄養の吸収を助け、日々の元気を支えます。

だからこそ腸活という言葉が広がった今でも、私たちは乳酸菌を感じるおいしさを大切にしています。

 

 

 

 

腸から整える、やさしい毎日へ

 

ヨーグルトは、特別なものではありません。

けれど、毎日続けることで少しずつ体の内側に変化が起こります。

食べものを通して腸を整えることが、心のコンディションにもつながる。

そんな日々のリズムをつくる存在でありたいと考えています。

COWCOWのヨーグルトは食べやすい。

酸味が苦手でもこれなら大丈夫。

そんな声をいただくたびに、発酵の力の大きさを改めて感じます。

私たちが届けたいのは、おいしいの先にあるここちよさです。

毎日を少し整えるような、そんな存在でありたいのです。

 

 

 

飛騨から全国へ。新しいヨーグルトのかたち

 

牛乳から始まり、今では植物性ヨーグルトやホエードリンクなど、新しい商品も生まれています。

どれも共通しているのは体にやさしく、自然であること。

発酵という時間の中で生まれるやさしさを、もっと多くの人に届けたい。

その想いが、私たちの原動力です。

小さな工房から、少しずつ全国へ。

飛騨のやさしい味を、これからもまっすぐに届けていきます。

 

 

 

発酵の中にあるここちよさ

 

ヨーグルトづくりは、毎日が同じようでいて、少しずつ違います。

天気、気温、ミルクの状態。その小さな違いに寄り添うように発酵を見守ること。

それがCOWCOWヨーグルトのここちよい味を生む理由です。

手間を惜しまないというより、素材を信じる。

そんな気持ちで、これからも発酵と向き合いながら、やさしい味を届けていきます。

---

---